理事長挨拶 理事長 園田定彦 理事長挨拶 理事長 園田定彦

NCBグループミッションとして掲げている「里山遊人郷の実現」とは、20年後、30年後の医療・介護事業の大変貌を見据えて、野尻町を「健康コミュニティー」としてこの地に存続させるための覚悟を示すものです。一方、海を畏れぬ若き水夫であり続けるとは、地理的条件、医療常識に囚われず、時代の変化を見据えて、自由・大胆に変化する攻めの集団になる事を表明するものです。


私が病院を改革したいというエネルギーに突き動かされ苦しんでいた頃、その熱さに共鳴してくれたのは、園田泰三現院長をはじめとする若き職員たちでした。そして、回り道の途上で出会った多くの友人たちでありました。彼らは皆有能でした。私にないものをたくさん備えていました。私にとって神が与えた最高の贈り物であると感謝しました。そして人生居直りました。


「私は医師である。これはこの親の下に生まれた故の変えられぬ宿命である。そして彼らに出会い、同じ時を生きている。よし、彼ら同志に全てを委ねよう」と決めました。その瞬間、良い事悪い事全てを受け入れ、未来を拓こうとエネルギーの方向性が定まりました。


先代と私との確執を氷解してくれたのは、全て私の周りの同志たちでありました。おそらく父たち、のみならず、この地に医院を開設した曽祖父園田虎吉氏も同じように悩みながら同志たちと共に未来を切り開いてきたに違いない。
根底に流れる想いが熱きエネルギーとなり人から人へと伝播する。形あるものはいずれ消滅する。残るのは想いのみである。


わがグループは我々経営者のために存在するのではありません。
船に一緒に乗り組む職員、そして我々を必要とする地域住民のために存在するのです。
皆さんと一緒に、古い水夫としてではなく、新しい海を畏れぬ若き水夫として共に航海して行こうではありませんか。笑う時も泣きたい時も皆さんと共に。

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